腰痛・ぎっくり腰

<当院の治療をするにあたって>

患者様に腰痛の状態を詳しくお聞きします。痛みの場所、いつから痛いか、どんな痛みか、痺れ、足まで痛みや痺れはあるか等問診で確認させていただきます。

急性の腰痛

姿勢性腰痛

仕事や家事で、かがんで草取りなど作業して痛くなってしまった。

同じ姿勢をしていて腰が痛くなった。(座りっぱなし、立ちっぱなし)

 

ぎっくり腰

重たいものを持ったり、何かした時に、瞬間的に筋肉間の損傷(腰の筋肉の肉離れ)がおきます。むずかしいことばで、筋筋膜性腰痛ともいいます。

肉離れは、安静が第一です。ぎっくり腰の時、マッサージは筋肉の損傷を増やしますから禁物です。

 

  

スポーツ障害の腰痛

最近ではスポーツによって腰痛が起こっていると思われる患者様もいらっしゃいます。

例えば、ゴルフのプレイ後の腰痛や筋トレやトレーニングジムでのやり方が悪くて起こった腰痛もあります。また、バレーボールや野球、サッカーの練習やプレイ中の反り腰になるような状態をつくってしまい腰痛が起こってしまう場合もあります。

比較的、健康な方や学生さん、若い方がスポーツ障害の腰痛でいらっしゃいます。まずは、安静が第一ですので針治療もしますが、スポーツを休むことも大切です。

 

 

慢性の腰痛

椎間板ヘルニア

姿勢性腰痛や、ぎっくり腰など急性の腰痛が長引いて、慢性の腰痛になった時に椎間板の弾力がなくなって、浮腫、腫脹、膨隆を経て、脱出(ヘルニア)します。

変形性腰痛症

50代以上になるとでてきやすい腰椎の変性疾患です

脊柱管狭窄症

間欠性跛行症といって、一時的な歩行障害が起きます。距離は人によって違いますが、痛み痺れ、脱力感が出て、歩けなくなり、しゃがんで休んでいると歩行が可能になる症状です。

 

慢性の腰痛で重症な場合、原因になっている場所を確定するために、MRI画像診断が必要です。整形外科病院での検査・治療をおすすめしています。ドクターの指示をあおいで鍼灸治療を併用して痛みのコントロールをしている患者様もいらっしゃいます。